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当会の概要

特定非営利活動法人(NPO法人)日本刀剣保存会とは、世界的な文化の遺産である日本刀剣類の保存、研究に関する事業を行ない、また全世界に日本刀剣文化の普及啓蒙を図る事業を行なうことで文化遺産である日本刀剣の後世への継承と日本文化の理解・振興に寄与することを目的とする法人組織です。

当会の発足は明治四十三年(1910年)、当時の刀剣研究の第一人者である高瀬羽皐(たかせ・うこう)師が、東京都羽沢文庫にて愛刀家への情報誌「刀剣と歴史」を創刊したことが始まりです。明治の廃刀令で日本刀剣文化の衰退を危惧した高瀬師は、この「刀剣と歴史」誌をもって愛刀家の交流を図り日本刀剣保存会を立ち上げました。

第二次世界大戦後、当会の活動は海外へも波及し海外の愛刀家の為の海外鑑定・審査活動を行うなど、刀剣文化の普及と保存に努めてきました。そして平成十四年(2002年)当会の長年の目的であった法人組織へと登録し、一層の刀剣の研究、保存に努力しております。

現在本会の主な活動は以下の四点です。

1, 刀剣に関する研究。
 刀剣類の鍛造、研磨、拵え装剣具、刀剣に関係する古文書などの研究

2, 愛刀家の交流と勉強を目的とした鑑刀会の開催

3, 刀剣類保存の審査会の開催(刀剣の鑑定)

4, 機関誌、刀剣に関する書籍の発行

 

 

日本刀剣保存会事務局

住 所:〒141-0021 東京都品川区上大崎1-23-1
電 話:03(5424)0543
メール:info@hozonkai.jp